
管理会社を変える際によくある心配事5つに現役プロが答える
管理会社のリプレイスに伴う心理的ハードルと現実
現在の管理会社に対して、空室が埋まらない、対応が遅い、報告が届かないといった不満を感じていても、実際に管理会社を変更する「リプレイス」へ踏み切れるオーナー様はそれほど多くありません。世田谷区、目黒区、横浜市といった資産価値の高いエリアに持ち家があるオーナー様ほど、手続きの煩雑さや入居者様への影響を懸念し、現状維持を選んでしまいがちです。
結論から申し上げますと、管理会社の変更実務は適切な手順を踏めばオーナー様の手間は最小限に抑えられ、トラブルなく完了することが一般的です。不動産業界には依然として古い慣習や情報の非対称性が残っているため、オーナー様が過度な不安を抱くような仕組みになっている側面があります。
私たちは、横浜や二子玉川(世田谷)を拠点に、これまでの業界の常識を覆す「管理手数料0円」というモデルで賃貸管理を行っています。今回は、不動産業界のセカンドオピニオンとして、管理会社を変える際によくある5つの心配事に対して、実務の現場を知り尽くしたプロの視点から包み隠さず回答します。
心配事1:入居者が混乱してトラブルや家賃の未払いが発生しないか
最も多くのオーナー様が心配されるのが、現在住んでいる入居者様への影響です。管理会社が変わることで、家賃の振込先変更の手続きが滞ったり、入居者様が不信感を抱いて退去してしまったりするのではないかという懸念です。
猶予期間を持たせた新旧連名による事前通知の徹底
実務上の慣行として、管理会社が変更される際には、入居者様に対して書面で「管理会社変更のお知らせ」を送付します。この通知は、家賃の振込口座を変更してもらう都合上、実際の変更日の1ヶ月から2ヶ月前という十分な猶予期間を設けて行うのが原則です。
案内文には、新しい管理会社の連絡先や緊急時の対応窓口、変更後の振込先口座が明記されます。可能であれば、旧管理会社と新管理会社の連名、あるいはオーナー様と新管理会社の連名で発行することで、入居者様に安心感を与え、詐欺などの誤解を防ぐことができます。
口座振替手続きの移行と未入金リスクの防止
家賃の支払方法が口座振替(引き落とし)の場合、新しい振替口座の登録手続きが完了するまでの間、一時的に銀行振込をお願いするケースがあります。この移行期において、入居者様の失念による未入金リスクが発生する可能性はゼロではありませんが、新しい管理会社が期日前にリマインドの連絡を入れるなどの督促実務を徹底すれば、大きな混乱に発展することは滅多にありません。手続きの手順を透明化し、入居者様の目線に立った丁寧なアナウンスを行うことが、未払いトラブルを防ぐ最善の手立てとなります。
心配事2:現在の管理会社と解約交渉で揉めたり違約金を請求されたりしないか
次に多いのが、現在の管理会社へ解約を申し出る際、強引な引き止めにあったり、高額な中途解約違約金を請求されたりして泥沼の論争になるのではないかという恐怖です。
管理受託契約書における中途解約条項の事前確認
管理会社との解約において、すべての基準となるのは、契約時に交わした「管理受託契約書」の記載内容です。一般的に、国土交通省が公表している標準契約書に準拠している場合、解約希望日の3ヶ月前、あるいは2ヶ月前までに書面で通知を行うことで、違約金やペナルティなしで中途解約ができる規定になっています。
まずは現在の契約書を開き、解約予告期間が何ヶ月に設定されているか、期間途中での解約に対して違約金の特約が設けられていないかを厳密にチェックする必要があります。
不当な引き止めに対抗するための新会社との連携
一部の管理会社では、自社のストック収入(手数料)を失いたくないために、解約を申し出たオーナー様に対して「今解約されると入居者との間でトラブルが起きる」「これまでの修繕費用を一括で精算してもらう」といった根拠のない脅しや引き延ばしを図るケースが散見されます。
このような不当な対応をされた場合は、オーナー様が一人で交渉を続ける必要はありません。新しく選定した管理会社に状況を共有し、会社間の事務手続きとして解約通知の受領や業務引き継ぎの督促を代行してもらうことで、感情的な対立を避けて粛々とリプレイスを進めることが可能です。
心配事3:預けている敷金や保証会社の契約は正しく引き継がれるか
入居時に入居者様から預かった敷金や、家賃滞納リスクに備えて加入している家賃保証会社の契約が、管理会社の変更によって有耶無耶になってしまわないかという資産管理上の心配です。
法律上の預かり金である敷金の確実な承継
敷金は、退去時の原状回復費用を担保するために借主から預かっている法的な金銭であり、その返還義務は物件の所有者であるオーナー様にあります。管理会社が変更される際、旧管理会社が保管していた敷金は、新管理会社、あるいはオーナー様の指定口座へ全額が返還・送金されるのが実務上の義務です。
新旧の管理会社間で交わされる「業務引継書」において、預かり敷金の額面と引き継ぎ期日が明記され、1円の差異もなく移行が行われます。この精算手続きが完了するまでは解約実務は終わらないため、資金が消失するようなことは原則としてありません。
保証会社との委託契約の維持と結び直し
入居者様が加入している家賃保証会社に関しては、その保証会社が「管理会社を特定して契約している(管理会社専属モデル)」か、「物件や入居者紐付けで契約している(独立モデル)」かによって対応が変わります。
後者の場合は、管理会社が変わっても保証内容はそのまま継続されることが一般的です。前者のように旧管理会社の専用プランであった場合は、管理会社の変更にともなって保証が失効するリスクを防ぐため、新しい管理会社が提携する保証会社へと、入居者様に新たな費用負担をかけない形で契約を切り替える、あるいは引き継ぎの手続きを並行して行います。事前の実務調整を綿密に行うことで、オーナー様の滞納リスクを完全にカバーしたまま移行が完了します。
心配事4:変更手続きの最中に空室募集がストップしてしまわないか
現在、すでに空室が発生しており、その募集活動の悪さに愛想を尽かして管理会社を変えたいと考えている場合、解約手続きをしている数ヶ月の間、募集活動が完全に放置されて空室期間がさらに延びてしまうのではないかという懸念です。
情報流通の開放による募集スピードの加速
現在の管理会社へ解約を通知した瞬間から、その会社が熱量を持って募集を行わなくなる可能性は確かにあります。しかし、それは決してマイナスばかりではありません。なぜなら、空室が長引いている物件の多くは、管理会社が自社の利益(両手仲介)のために他社への情報流通を遮断する「情報の囲い込み」を行っているケースが非常に多いからです。
新しい管理会社の選定が終わっていれば、現在の会社への解約通知と同時に、新会社が物件の情報を預かり、フライング気味に次の募集準備を開始することができます。すべての仲介会社へ広く情報を開放する健全な募集体制へ切り替えることで、移行期間中であっても、むしろこれまで以上に内見の問い合わせが増える傾向にあります。
心配事5:新しい管理会社に変えても本当に状況が改善されるのか
「どこに変えても大した違いはないのではないか」「結局、同じように手数料を取られて放置されるのではないか」という、不動産業界全体に対する構造的な不信感から生じる心配事です。
一律5%の古いビジネスモデルが抱える構造的限界
多くのオーナー様が「どこも同じ」と感じてしまう最大の理由は、従来の賃貸管理会社が例外なく「賃料の5%前後」を毎月の固定管理手数料として徴収する同一のビジネスモデルを採用してきたためです。この仕組みでは、物件が満室であっても空室であっても、あるいは家賃が相場より低くても、管理会社には毎月一定のストック収入が入り続けます。そのため、担当者が必死になって空室を埋める努力をしたり、オーナー様の利益を最大化するための攻めの提案を行ったりする経営的なインセンティブが働きにくい構造にあります。
AFTYが提示する「管理手数料0円」と「成果連動」の経営的合理性
私たちは、このようなオーナー様の現状維持に甘んじる古い業界のあり方に疑問を持ち、管理手数料を0円に設定する新しいモデルを実践しています。これは品質を落とした安売りではなく、経営的な合理性に基づいて構築された仕組みです。
私たちは、社内の事務手続きを徹底的にデジタル化することで運用の固定費を極限まで削減し、その分をオーナー様に還元しています。私たちの主な収益は、毎月の手数料ではなく、物件の価値を本質的に高めるリフォームやリノベーションの施工、将来的な不動産売買の仲介、そして自社でのCG制作といった別の領域から得る体制をとっています。
このモデルでは、物件が満室になり、資産価値が維持・向上することが、私たちの次のビジネスチャンスに直結します。だからこそ、私たちは空室を1日でも早く埋めるために、自社で内製化している最新のCG技術を駆使した「バーチャルホームステージング」を標準的に行います。家具のない冷たい空室の写真ではなく、ハイセンスなインテリアをデジタル配置した居住イメージをウェブ上に提示することで、東横線や田園都市線沿線の目の肥えた入居希望者を広範囲から引き寄せます。
また、2023年にリノベーション・オブ・ザ・イヤーで総合グランプリを受賞したデザイン力を活かし、家賃水準を下げることなく物件価値を再生させるリフォーム提案を行います。「ダサい不動産屋にはならない」というプライドを持って、オーナー様と利益のベクトルを完全に一致させているからこそ、リプレイス後に「対応の質も手残りも劇的に変わった」という結果をお届けできるのです。
まとめ
管理会社を変える際によくある5つの心配事は、入居者への丁寧なアナウンス、契約書のリーガルチェック、新旧会社間の厳格な敷金精算、そして情報のオープン化といった実務の手順を正しく踏むことで、すべて安全に解消することができます。
不動産業界にはいまだに古い慣習が残っており、管理会社が自らの利益を守るために、変更を躊躇させるような不透明な情報を流す場面が多々あります。特に一時的に海外や地方の赴任先から世田谷、目黒、横浜などの大切なマイホームを貸し出している転勤族のオーナー様にとって、レスポンスが悪く不誠実な管理会社を放置することは、資産価値の低下という最大のリスクに繋がります。
私たちは、バカまっすぐというトーンを掲げ、業界の裏側にあるコストの仕組みや実態をすべて正直にお伝えするセカンドオピニオンです。現在の会社にこれ以上の管理を任せられないと感じつつも、契約の縛りや手続きへの不安から一歩を踏み出せないでいるのであれば、まずは私たちの視点を活用してみてください。
現在の管理契約書を拝見し、どのような手順を踏めば違約金なしでスムーズに移行できるか、リプレイスによってオーナー様の手残り(キャッシュフロー)がどれだけ改善されるかなど、客観的なデータをもとに具体的なロードマップをご提案させていただきます。無理な切り替えの勧誘や強引な営業は一切いたしませんので、どうぞ安心してお気軽にご相談ください。
株式会社bELI(AFTY)













